Q. 遺品整理には、遺族や誰かが立ち会う必要がありますか?
A. 必ずしもその必要はありません。
ご依頼主であるご遺族様と顔を合わせず、お電話とメールだけでサービスを実施し終了した実例もあります。
ご多忙や遠隔地という理由でなかなか遺品整理が出来なかったのであればなおさらです。
無理して立ち合う必要はありませんので、ご相談ください。
ただし、お立会いが無い場合でも、作業日は携帯電話やメール等で直ぐにご連絡いただける態勢をご準備をお願いします。その理由は、整理作業の途中で予期せぬものが発見されたり、或いはご近所様から御言付け等をいただくこともあるからです。(親しいご近所様が「●●を預かっていたから返したい」ということもあれば、“その家の人にお金を貸してたんだよね”と言われたこともあります。)
その場で、遺品整理スタッフは対応しきれない判断できないこともあります。お仕事中の場合でも、その日に限っては1時間以内くらいにご連絡をいただける態勢を、その日だけは特別にお願いしたく存じます。
立ち合い無しの場合は、終了時の写真を印刷冊子にしてお送りいたします。(CD-Rも可)
Q. 生前整理なのですが、探している貴金属、宝石類があります。
A. どのような種類・形状のものかの情報を頂戴して、担当スタッフが、探し出す努力を致します。
ただし、ご本人様が譲渡・処分されているが記憶が確かでないということもありますので、探し出すことへの保証はいたしかねます。
(ご遺族様が、『こういう宝石が沢山あるはずだが』と言われて探したものの、まったく無かった!というケースもありました。故人様が生前に譲渡・処分されていたと考えるほかありませんでした。)
Q. 遺品の中で、取り置きして、こちらに送ってもらいたいものがいくつかあります。
A. 承ります。
どのようなものがお取り置きの希望が、具体的にお申し付けください。
「写真やアルバム全て」等の表現は構いませんが、「若い頃の写真は不要」というのは対応できません。残念ながら、若い頃、の基準がわかりませんので。
お取り置きとして多いのは「アルバム全て」「貴金属」「賞状、証書類」「手作り品」などの指定です。
箱、搬送料金は別途ご請求になります。
Q. 人形やぬいぐるみ、母の手作りのものがかなり遺されました。これらはどうしたらよいでしょうか?
A. ご希望であれば、「お焚き上げ」の手配をいたします。
ひな人形・てづくり品・日記や手紙なども特別の扱いで供養を希望されるご遺族は多くいらっしゃいます。ご要望をお知らせください。
「お焚き上げ」は、行き先のない「ご位牌」、神社お札(おふだ)なども承ります。伊東市内の神社または三嶋大社、郵送手配によるネット注文でのお焚き上げも可能です。
ご希望の場合は、別途料金となります。
Q. 取り置きか、供養か迷うものはどうしたらよいのでしょう。母の趣味の手作りのモノなど。
A. 量にもよりますが、限定で何点かだけ残しご家族のお手元にお送りするにしても、ある程度、仕分け選別する必要はあります。
趣味の作品など、一定の量とジャンルが決まっていたら、その作品を写真におさめ、思い出の作品アルバムを作り、これを残して、現物はご供養(お焚き上げ)または処分するという方法もあります。写真だけ残すのです。実際に、私共からのアドバイスの前に、突然死されたお母さまの洋服をハンガーにかけて一枚ずつ撮影されている姉妹のお客様もありました。「母のお気に入りの服だったから」というお言葉に胸がうたれました。
私共ではアルバム作成のお手伝いは出来ますが、整理片付け作業日とはまた別の日程での作業となるので、その分は別料金です。
デジタルカメラや端末、パソコンなどを使いこなす若い世代の方、お孫さんなどの手を借りて、アルバムを作ることができれば一番です。オリジナルの素敵な思い出アルバムが出来るでしょう。
ただし、お手伝い可能なご家族との約束や実行に時間がかかったり、依頼しづらいなどでしたら、割り切って出来る範囲で私共と一緒に取り掛かり、大部分を処分されることをお勧めします。
写真処分のコツ:
集合写真は不要。
故人の写真で知らない人と映っている写真も不要。
飲み会食事の写真も不要。
子供や孫の写真は重複が多い。
観光名所などの景色写真も人間がうつっていなければ不要。
旅行やお祝いの席などは1イベント1枚に絞られたら上級者。
ご自分の写真の片付けの場合は、1年に10枚、に絞られたら、最上級者への道。
最高の笑顔、すてきな写真のみ残しましょう。
Q. 鍵の受け渡しなど、実際に会わないとできませんね。
A. お住まいのカギについては、直接お預かりしお返しするのが一番ですが、難しい場合にはご相談に応じます。
安全な方法でお送りいただく方法でも受け渡しを何度も実施しております。
Q. 土日祝日などに立ち合って、作業をしていただきたいのですが。
A. 承ります。
但し、撤去品がある場合、不用品の積みおろし先は土日休業がほとんどですので、いったん積荷を当社倉庫にて降ろし、週明けの営業日にもう一度積み直して持参するということになるため、「倉庫保管費用」と「週明け営業日の工数」費用、さらにスタッフの休日出勤割増をご請求することになり、同じ作業でも割高になります。
また、地域協定やマンション組合規程等により、土日祝日などの作業が制限されている場合は、その許可交渉はご依頼主様の側でお願いいたします。
制限がなければ、早朝等の出動も可能です。夜間の場合は、室内片付けなど可能な作業を承ります。
Q. 買取はしてもらえますか?
A. 承ります。どのようなものが買い取り希望品でしょうか? お知らせください。
伊豆最大級のリサイクルショップASTONさんと密着提携しています。
当社見積時に、ASTONスタッフを呼び、同時に査定(買取予約)をすることも可能ですし、当社作業日に査定・買取(搬出)を実施する形もおこなっております。
ASTONさんが買取・引き取りを行わない品物についても、他の古物商に後日査定を依頼することもできます。
(後日査定の場合は、買取実施金額の最高20%を手数料として当社が申し受けます)
和服の場合、専門業者を呼び査定してもらうには、和ダンス複数に和服がきちんと保管されていた場合が対象です。
タンスをあけたとき、カビくさいもの、広げてみると汗じみや虫食いがあるものは、買い取りはできません。
5枚~10枚という数ですと、ほとんどお値段はつかないでしょう。
ご購入先のお店の名前等もうかがう場合があります。
美術品・骨董品・掛け軸も同様です。まず状態が良いこと。
かけ軸の場合は、落款(署名と印)や二重の木箱、壺などは紐付きの木箱あり、などが一つの基準となります。
50点以上ある場合は、東京からの専門家を呼ぶことができます。
また、お車がある方でしたら、こうした骨董品類は、ご自分で専門店にお持ち込みされるのが、もっとも納得できる形になるため、おすすめしております。
家電製品の場合、製造年月日が製品の後ろや扉内側などに書いてあります。これをみて、5年以内で、傷や汚れが無い前提であれば買取可能です。家電の場合は基本的に日本の大手メーカーを前提とします。
炊飯器、オーブントースター、電子レンジ、コーヒーメーカーなどの小型家電は殆ど使われていないような状態であれば、買い取り価格が付く場合があります。
大型小型に限らず、新品購入価格の10%の買取価格になることは珍しく、その半分以下か、買い取り不可が多いです。
書籍については、古本ショップに持ち込むことやお送りすることは、実費プラス手数料でお受けすることはできます。
洋服類や小物については、ハイブランドファッションであれば、通信買取を手配します。
ハイブランドとは、シャネル、エルメス、ルイヴィトン、ブルガリ、プラダ、、、など。
これ以外の日本での有名デザイナーブランド(百貨店ブランドレベル)の場合でも、通信買取を実施した例があります。
食器類、こちらもハイブランド食器ならば可能性はあります。セットもの、箱あり、がベストです。
たとえばロイヤルコペンハーゲン、ウエッジウッド、バカラ、リチャードジノリ、ヘレンド、マイセンなど。
趣味の品、旅行の思い出などでも、貴重な価値があるものは買取可能です。
2021年の今なら、大谷翔平のサイン入りグッズなどですね!
但し、そういうものはネットオークションで自らお値段をあげて売るということもできます。
Q. 独身で高齢の兄弟がいます。家の中がモノだらけで片付けてあげたいが、ウンと言いません。一緒に説得に行っていただけませんか?
A. お片付け時間サービス(有料)の範囲内で可能ならば、いたします。
また、説得にあたっては、ご家族様が中心となり、そこに「ゴミ屋敷やセルフネグレクトの危険・不安」「作業の流れや内容」といったお話を付加させていただくことは可能です。
大切なお兄様(弟様?)の生活環境が整えられるよう、まずは一歩を踏み出すためならば、お手伝いします。ただし、私共単独での説得や代弁などは残念ながらできませんので、ご了承ください。
Q. お支払いの方法は?
A. 「料金とお支払」のページをご覧ください。
作業3日前までの前払いが基本ですが、現在、①振込 ②現金 ③クレジットカード等での決済からお選びください。
クレジットカードは、Square社のサービスを利用し「電子請求書」をご指定のメールアドレスあてに送信します。
そのリンクからお客様がスマートフォンやパソコン画面で、ご自分でカード番号等を入力してゆく形です。
私共にカード番号をお伝えいただく必要はありません。
電子マネー、ギフトカード、小切手などは、お取り扱いいたしておりません。
翌月払い等が可能なのは、管理法人など「法人」ご契約である場合です。
Q. 遺族で半分ずつ支払いたいのですが?
A. 対応いたします。どなたにいくらの請求かをお申し付けいただければ、その宛先にご請求いたします。
クレジットカードの場合でも、同じように複数の方からの支払を受け付けられます。
Q. 紹介割引やキャンペーンなどはありませんか?
A. 紹介割引はございます。
提携先各社とお話を進めていますので、割引内容がこのホームページに公開される前にサービスご利用でしたら、「どちら様からの紹介か」をご相談やお見積時に私共にお知らせください。
キャンペーンは不定期に予告なしで、突然おこなうことがあります。
Q. 便利屋さんとはどう違うのですか? 便利屋さんのほうが時間料金が安いのでは?
A. 便利屋さんの中で、遺品整理やお片付けなど、私共のサービスと似たものをご提供されているところはあります。
けれども、私共が「便利屋」を名乗らないのは、遺品整理関連の物事や考え方の奥の深さを学び、きちんとこのコンセプトに向き合いたいと考え、専門性を重視したいからです。
ただ単に、物を選り分けて運んで棄てたりすることとは違いますし、整理といっても、収納術を展開するものでもありません。
遺品整理、生前整理といった言葉が、その世界観とともに独特の意味とともにあり、現場を重ねるごとに、その奥の深さと多様さを感じています。
また、便利屋さんのサービスメニューにはあるけれども、私共の提供サービスではないものもあるかと思います。
広く浅く、何でもうまくやります、といえるほど、私たちが全ての作業に精通し超・器用なわけではないのも自覚しています。
便利屋さんのサービスの方が合っている方、必要とする方、便利屋さんのほうがお得と思われる方には、便利屋さんをつかっていただければよいかと思います。
それは、ご依頼主様のご判断です。どうぞご検討ください。
また不明点がありましたらお問合せください。
Q. 現場でのサービス実施後に 請求される金額が見積書と異なることはありますか?
A. 原則的にはありませんが、見積外の作業や依頼については、追加請求があることもあります。
お見積時にうかがっていなかった部屋、小屋、物置等についてもご依頼を追加された場合は、料金追加のご請求の対象となります。追加費用となることが判明した時点でご連絡し、追加は最小限の差異にとどめたいと考えています。
お見積額より請求が増えてしまう場合は、見積条件以外の要素があったとご理解ください。理由はきちんとご説明いたします。
Q. 整理収納や移送のための段ボール箱などは用意しなければいけませんか?
A. 当社でも用意できますが、実費のご負担となります。
これまでの事例では、何日か前からスーパー等でもらって複数の箱を用意した!というご依頼主様も。
お取り置き品などの一時保管が、そうした「リユース」の段ボール箱では嫌だ、ということでしたら、お取り置き品の分のみ新品段ボールを、とご要請ください。
Q. 予約はできますか? 生前整理と遺品整理の中間かもしれません。自分が他界する時、片付けをやってもらいたいという意味で。あと、家族に見られたくないものも。
A. ご契約の仕組みを検討する必要がありますので、ご相談内容をうかがいたいと考えます。
明白にするならば遺言書、そうでなければ、エンディングノートの一部としてご遺族に委ねる形で意思を残されることです。
ご家族には知られたくないもの(古いお手紙や日記、写真等?)は、保管場所や方法などについてご相談に乗ります。暗証番号やパスワードのお預かりは可能ですが、実際の「物」についてはお預かりすることは出来ません。
有価物は相続時財産となります。
お望みの方法にどこまで当社が対応できるか、検討いたします。
とはいえ、今の時点で「家族にみられたくない!」というようなものがあれば、トラブルになる前に、早めに処分されたほうがよいかもしれませんね。
Q. 遺品は整理してもらいたいのですが、その作業時に、何か事故があって家屋や備品、装飾品が傷つけられたりしたら補償されますか? 屋外では、お隣さんの車とかブロックとか、なんとなく心配です。
A. 私共の作業中の加害事故で責任がある事故でしたら、賠償いたします。
作業については、三井住友海上の請負業務賠償責任保険を契約しており、ご依頼主様、私共の双方のリスクを少しでもカバーできるようにしております。
よく、「賠償責任保険契約があるのでご心配なく!」と案内されている業者(遺品整理にかぎらず)は、ありますが、賠償責任保険契約がなければどうなるのでしょうか?と 私(社長)はいつも思ってしまいます。
保険契約の有無に関係なく、責任は会社にあります。会社の負担を減らす為に、保険を契約しているのです。
もちろん、このような保険を使うことなく、お客様のご満足を得られることを目標としています。
保険はあくまでも、最後のセーフティネット。保険があるから安心です!とうたう業者にはご注意、かも。(私は損保の出身です)
ご依頼主様やご家族様が、自ら片付け作業に参加された場合で、あやまってお怪我をされた場合は、大変申し訳ございませんが、補償の対象外とさせていただきます。ご自分の健康保険等で医療機関で受診なさってください。
Q. 亡くなった姉は内縁関係の夫が居ました。夫は入院中で、もう意思の疎通は難しい状態です。姉が済んでいた家を整理してもらいたいのですが、、、、。2人の間に子供はいません。
A.故人のお姉さまの私物と思われる分についての整理は可能と考えますが、内縁の夫君のモノあるいは共有のモノについては、御見積も難しいです。お姉さまのパートナーのご家族との話し合いが必要ですね。そちら様からの委任状も取り付けられた形であれば、御見積に伺います。
基本的に、所有権関係が把握できないもの、明らかに他人の所有物、というモノについては、弊社では家財整理という形で出来ることは限られています。(モノの位置の移動だけならば可能かもしれません)
Q. 相続の手続きがまだ終わっていないのですが、先に片付けてしまいたい。お願いできますか?
A.相続人代表の委任状にて実施できます。
相続関係が未定の場合、さまざまな事情が考えられますが、法的に混乱を招かないことを前提として出来る片付けをご提案いたします。社長の私は、終活カウンセラー上級のほか、相続に関する勉強もしております。
相続放棄もからんできます。故人のお住まいは「相続放棄」したとしても財産管理の責任は残ります。賃貸ならば大家さんに迷惑をかけないために、先に片付けを済ませてくださいと家庭裁判所にいわれた、というお客様もいらっしゃいました。所有物の戸建て家屋が残っても、やはり火災リスクなども残ったまま。自治会組合費なども無視はできません。
相続放棄は戸籍上で無縁になることではありませんので、弁護士や家庭裁判所や法テラスなどに相談・質問してみるのは良い事だと思います。