福祉方面への寄付活動(リユース)、始動!
家財整理で「不要」とされた生活家電・新品衣類・日用品などを、福祉方面にご提供する寄付活動。いよいよ具体的にスタートし、スタッフともども喜んでおります。
今朝(2018/10/18)、いくつかの品物が倉庫から旅立っていき、第二のご主人様をみつけ、新しい役目ではたらいてくれることになりました。初の旅立ちです。
今回、引き取っていただいたのは、T社製の全自動7.0Kg洗濯機(写真の洗濯機とは関係ありません)、電子レンジ、新品のメンズ下着シャツと靴下などの衣類、それから「突っ張り棒」など!
突っ張り棒は、意外でしたが、たしかに毎回現場にあるもののようにも思えます。
この試みは大阪のメモリーズ横尾将臣大先輩からも伺っていた取り組みでしたが、私共に依頼が来る案件の中では相当古い家電が多かったので、なかなかご案内できませんでした。
機能的に問題ないがリサイクルショップでは引き取られない生活家電(約10年経過が最初の判断基準だそうです)、これらがいくつかストックされてきた段階の8月、伊東市内のケアマネージャーの皆さまに、私共の取り組みをご説明させていただく機会を得て、認知の場となりました。
寄付なので、修理や交換といったサービスもできませんが、まだまだ使える調理家電などがある場合は、素人ですが出来るだけ綺麗に清掃し、倉庫に保管し、出番に向けて待機しています。
ケアマネさんたちの話では、「施設を出て一時的におうちに帰る方」とか「壊れかけた家電をだましだまし使っている方」などに提供されるということ。少しでもお役にたてるのは本当にうれしく思います。もちろん無償です。
また、未開封の食品(レトルトパックや缶詰等の密閉品で十分な賞味期限があるもの)、食品ラップやアルミホイル、詰め替え用の洗剤や未開封シャンプーなど、必ず生活に活かされる綺麗なモノもあります。
スタッフが以前、遺品整理の現場で私に言いました。「未開封のトイレットペーパーとかティッシュとか、昨日捨てちゃいましたが・・・モノには罪はない、再利用の道を考えればよかったですね」と。
亡くなった方のお部屋の現場のモノを嫌がる方もいるのは事実です。
その方がそこで亡くなっていなくても。
なぜ?
「不吉」?なのでしょうか??
捨てられるモノ、新品のモノが 機能を発揮することなく、デビューすることなくゴミとなる・・・可哀想だと思いませんか?
私の勝手な考え方かもしれませんが、お亡くなりになった方(或いは施設入居等でお部屋を後にした方など)も、「使おうと思って買ったモノがそのまま捨てられるより、誰かが使ってくれるほうがいい」と思われるのではないか?と考えるのです。
実際に、遺品整理の場でもご遺族様に「寄付で喜んでいただけるならそうしてください」とも言われます。
そこで、リユースリサイクルの考え方や方法をきちんと学び直し(リユースマスター®)、出来るだけ捨てない方針をしっかり固め対応することにいたしました。
知り合いの故人の持っていたモノには抵抗がある、だとしたら、モノに匿名を与えられる場を。
ストックしたモノは、一定の保管期間の後に貰い手がみつからなければ、まとめて寄付し回転させてゆきます。
今回ストックしている物は、神奈川県鎌倉市の社会福祉法人「麦の里」のバザー用品・事務所用品として寄付する予定です。
他の団体様でも、ご関心のある場合は、ご相談に応じますので、ご連絡ください。
但し、転売目的の引取り希望はお断り(福祉バザーは除く)、弊社による遠方配達および送料負担での寄付は基本的には考えておりませんこともご了承ください。(取りに来ていただくか、着払い等を基本に。応相談)
また、リサイクルショップ様では引き取り不可のモノが対象なので、これら業界の皆様にご迷惑をかける寄付行為でもないと考えております。